苔テラリウムに自分だけの世界観を作る~フィギュア選びのコツ~

シンプルに苔だけを楽しむ苔テラリウムでもいいけれど、
もしそれが自分だけの世界観がたくさん詰まったものになったら―。
眺めているだけでわくわくできると思いませんか?

小さな小瓶の中に入れられた苔は広がる草原にも芝生にも山にも模することができます。
素敵な景観が作れたらそこに小さな住人を入れてみましょう。

今日は苔テラリウムに入れるフイギュア選びのちょっとしたコツと、私が出会った素敵な住人をご紹介したいと思います♡

苔テラリウムに入れるフィギュアの原則

苔テラリウム内は基本高湿度。
これを踏まえて、苔テラリウムに入れるフィギュア選びに考慮してほしい原則をまとめます。

カビにくい素材でできている

苔テラリウムに入れるフィギュアの素材
木や革細工で作られたものを苔テラリウムに入れるとあっという間にカビが生えます。

どうしても入れたい場合は、防カビ効果のある塗料を塗ってからにしましょう。
ただし、革製品の場合は防カビ剤を使うと手触りや風合いが変わってしまうものもあるので要注意。
目立たない場所で試してみてから全体に塗ることをおすすめします。

防カビ剤を塗布したからといって、テラリウム内に入れっぱなしはできません。
週に1回はテラリウムから出して、乾燥させる必要があります。

ちなみに

・プラスチック
・透明樹脂(アクリル・ポリカーボネート等)
・ガラス

などで作られたものはカビにくいです。
ただ、表面に緑色の藻が出来てくることがあります。
その場合には素材により煮沸するか、エタノールなどで拭き取ると藻の発生頻度が抑えられます。

大きさは?

苔テラリウムに入れるフィギュアの大きさは?
基本的には自由ですが、手のひらサイズの瓶に苔テラリウムを作る場合には2cm程度のものだと自然です。
瓶のサイズに合わせたり、他のフィギュアとの対比(人対動物など)でサイズを選ぶと不自然になりにくいです。

また、苔をフィギュアで覆う面積が大きすぎると苔が光合成をできず枯れてしまうことがあります。
小さなフィギュアであっても1ヵ月に1回は置き場所を変えてあげるといいかもしれません。

基本的にはこの2つさえ意識していただければ、苔テラリウムにフィギュアを入れることでのトラブルは避けられると思います。

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私が出会った苔テラリウムの新しい住人「KONETA」

KONETA
まるで生きているような豊かな表情。
触れたら柔らかさを感じそうな立体感。
一目で大好きになった子―。

それが「KONETA」です。

KONETAはとあるクリエイターさんのオリジナル作品

立体作家「オグラシン」さんの作品
creemapinkoiといったクリエイターさんが作品を販売しているサイトをご存知ですか?
※リンクをクリックするとKONETAの商品ページが見られます

面白くて独創性のあるデザインのものが多く、購入者としてよく利用するサイトの一つなのですが、KONETAはそこで出会いました。

KONETAの生みの親は「オグラシン」さんという方。
立体作家さんとして活躍されています。

今回苔テラリウム用に小さいサイズをオーダーしたら快くOKしてくれたジェントルマンです( *´艸`)

お願いしたのは2ポーズ。
苔の上に置いてみたらやっぱりすごくかわいかったです♡
苔の上に置いたKONETA

KONETAは「不器用な妖精」です

KONETAは不器用な妖精
作品紹介に書かれていたものをご紹介しますね。

KONETAはシャイな妖精です
人間の世界にあこがれて
人間のいないときをねらってときどき現れます

KONETAは不器用です
失敗ばかりです
それでもまたこの世界に現れます

KONETAはまた今日も現れました
あいかわらず失敗ばかりです
それでもこの世界が好きで
またこっそり現れるのです

楽しい自分だけの世界観を!

主にドイツのフィギュアメーカー「プライザー」のフィギュアだけで苔テラリウムの住人を用意してきましたが、今後はもっとたくさんのフィギュアにチャレンジしてみたいなと思っています。

このサイトでは私が出会った魅力的なフィギュアを惜しむことなくご紹介したいと思います。
気になった方はぜひチェックしてみてください。

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小さな森、苔テラリウムはガラスの容器だけ?容器選びのポイント

苔テラリウム。
湿気と太陽の光があれば、冬でも鮮やかな緑色で私たちの目を楽しませてくれる存在―。
庭植えの苔は雪に埋もれても、家の中に置いておけば、いつまでも美しい緑でいてくれる・・・。

のはずですが。

苔は家の中で育てる場合、容器選びによってその手間が大きく異なります。
一体どんな容器を選んだらいいのか。
容器ごとのメリットデメリットをまとめます。

蓋付きガラス容器

電球型の苔テラリウム
苔テラリウムと言えば、この「蓋付きガラス容器」が最もポピュラーだと思います。

森や芝生をイメージしてボトルの中に作られるテラリウムはまさに小さな森。
とはいえ、他にも透明で扱いやすい容器ってたくさんありますよね。
なのになぜ苔テラリウムに蓋付きガラスの容器が多用されるのでしょうか。

蓋付きガラス容器のメリット

蓋付きガラス容器のメリット

お手入れが簡単

蓋付きのガラス容器は一定の湿度を維持できます。
ボトル内では苔や土が水分を蒸散させ、それをまた土と苔が吸収します。
この循環がボトル内で起こることで、2週間~4週間も水分を与えずとも苔は元気に生育することができるのです。

さらに経験上、プラスチック容器はとても結露しやすかったです。
素材による熱伝導の差だと思いますが、その点ガラスの容器は外気と内部の温度差が起こりにくく、結露が発生しにくくなります。

透明度が高くテラリウム向き

ガラスの種類にもよりますが、プラスチックと比べると透明度が高く、鑑賞に向いています。

インテリア性が高い

プラスチックでもおしゃれな容器はありますが、多くの場合ガラス容器の方がインテリア性が高くスマートな雰囲気に仕上がります。(個人的な感想かもしれませんが^^;)

蓋付きガラス容器のデメリット

蓋付きガラス容器のデメリット

苔を触れない

オープンな容器と違い、蓋付きガラス容器の場合は、基本的には苔を触るのには向かないと思います。
苔の柔らかな手触りを楽しみたい方には向かないかもしれません。

苔の臭いを楽しめない

苔の多くはほんのりと土の香りがあります。
ジャゴケだと、なんとマツタケや松脂のような香りを楽しむことができます。

オープンな容器に入れておけば、ふと顔を近づけた際にその香りを楽しむことができますが、蓋付きの容器だとわざわざ蓋を開けて、くんくんと臭いを嗅がない限り分かりません。

破損の恐れがある

ガラスという性質上、仕方のない部分ではあります。
苔テラリウムはピンセットを使って精巧に作ることが多いですが、うっかり落としてしまうとせっかくの精巧な苔テラリウムが一瞬にして損なわれてしまうことに。

蓋なしオープンな容器のメリット

蓋なしオープン容器のメリット
それでは次に「蓋なしのオープンな容器」のメリットについてまとめます。
蓋なしのオープンな容器というのは、鉢やお皿、ガラス容器であっても口の口径が広いものなどを指します。

苔に触れる、嗅ぐことでより身近に感じられる

オープンな容器であればいつでも触れ、臭いを嗅ぐことができます。
蓋付きのガラス容器に入れてる時よりも、ずっと苔の小さな変化に気が付くことができるでしょう。

苔の成長を早めることができる

これまで苔を生育してきた経験上、苔はガラス容器に入れて生育する場合に比べ、オープンな容器で生育させた方が成長が早まります。
ほふく性のある苔は容器を超えてさらにほふくする姿を見せる場合も。
また、屋外の場合には無性芽が容器外に飛び、容器の周りにも苔が生えてくることもあります。
「苔むす感」を体感できるのはやはりオープンな容器や苔庭ならではですね。

蓋なしオープンな容器のデメリット

蓋なしオープン容器のデメリット

お手入れがやや大変

空気が乾燥していると多くの苔は葉が丸く縮れせっかくの美しい葉の色も茶色く変色したり、ツヤが失われてしまったりします。
庭苔であれば、それも自然の姿として受け止め、雨を待つことができるかもしれませんが、家の中での鑑賞用の場合、できるだけキレイな状態をキープしたいと思います。

この場合には、毎日たっぷりと葉と土台を湿られてあげる必要があるのです。
根から水分を吸いあげる種子植物と違い、苔の場合には土台だけ湿っていても、葉が縮れてしまうことがあります。
葉にも土台にもたっぷりと水分を上げる必要があります。

乾燥シーズンや暖房、エアコンなどを使う場合には一日に何度も霧吹きで水をかけてあげることもしばしばです。
(寒い場所に置くと葉の乾燥を遅らせることができます)

オープン容器で2~3日水を水をあげなかったタマゴケ(´・ω・`)↓
水を上げなかったタマゴケ

窓辺に1週間置いたカモジゴケ(´・ω・`)↓
水を上げなかったシッポゴケ

以上のことから、我が家の苔テラリウムのほとんどは蓋付きガラス容器で育てられています。
これなら、他の植物よりもずっと手が掛からずにその緑と成長を楽しむことができます。

ガラスなら何でもいいの?ガラス容器の選ぶコツ

100均で買える苔テラリウム向きのガラス瓶

苔テラリウムを始める際に、「どんなガラス容器にしたらいいか?」というご質問を良く頂きます。
ここでは苔テラリウムに向いているガラス容器・向いていないガラス容器についてまとめます。

無色透明がベスト

ガラス容器と言っても、透明度や着色の有無によって、向き不向きがあります。

茶色い遮光瓶の場合には、光を通さず苔は成長できません。
さらにせっかくの苔の緑が眺められないのも残念です。

ガラス容器は無色透明を基本とし、色がついていたとしてもわずかに水色程度のものを選ぶといいです。

口径がある程度広いものが作りやすい

苔にとっては口径が狭い方が、例え蓋を開けている場合でも内部の湿度が維持されやすく生育環境に向いていると言えます。
しかし、口径の狭いボトルでは、苔テラリウムを作るのも、メンテナンスする場合にも難易度が上がります。

専用の細いピンセットやハサミの用意が必要です。
苔テラリウムのビギナーさんなら、まずはある程度口径の広いものを選ぶとよいでしょう。
目安としては、口径が最低4㎝あると作業がしやすいです。

薄いガラスの方が結露しにくい

牛乳瓶のように厚みのあるガラスは外気と内部の温度差が生じやすく結露ができやすくなります。
そのため、できるだけ厚みの薄いガラスを選ぶようにするといいでしょう。

デザイン上、厚手のガラスを選ぶ際には結露を防止するために、
・寒い時期には暖かい室内の中央に設置する
・水やりの回数を減らす

などして様子をみてください。

苔テラリウム容器のまとめ

苔テラリウムのまとめ
いかがでしたでしょうか。
苔テラリウムはある程度のルールさえ守ればほとんどお手入れ要らずでいつまでも美しい葉を見せてくれます。
季節によっては朔を付けたり、胞子を飛ばしたりと「苔ならではの季節感」を楽しむことができるのも魅力です。

どんな容器でそれを楽しむのかを考えるのもまた楽しみの一つ。
私は100均の容器もよく使いますし、リサイクルガラスで苔テラリウムを楽しむのも大好きです。

テラリウム=テラリウム容器という概念を捨て、自分だけのオリジナル苔テラリウムを楽しんでみてはいかがでしょう。
丈夫でタフな苔だからこそ、自由にその世界観を楽しんでみてください♡

苔アートを楽しもう~100均アイテムで魅せる苔の世界【作り方】

苔テラリウム、苔リウム、苔ボトル。
最近は、苔を使ったテラリウム系が人気です。

こちらのサイトでも苔を使ったテラリウムの作り方や作品をご紹介しています。
主にガラスの容器に入れて楽しむことが多い「苔テラリウム」。

確かに多湿を好む苔にとって口の狭い(または蓋のある)容器の中は生育するのに適しています。
とはいえ、丈夫な苔。

基本を押さえておけばどのような容器であっても育つことができます。

ここでは100均のアイテムを使って自由度の高い苔アートを楽しみたいと思います。

個性的な苔アートを楽しむ前に抑えておきたい3つのこと

どんなに個性的な苔アートを作ってもすぐに枯れてしまうのは悲しいですね。
そこで、個性的な苔アートを作る場合でも、必ずおさえておきたい3つのポイントをご紹介します。

湿度を保てる環境にする

湿度を維持する
口の狭い容器や蓋つきの容器は、高湿度を維持できます。
その分、水やりなどのお世話が少なくて済むという利点がありますが、必ずしもそういった環境でなくてはいけないというワケではありません。

オープンな環境で苔を育てることも全く問題ありません。
ただし、この時に気を付けていただきたいのは、定期的に湿度を与えられる環境を用意するということ。
霧吹きで与えるでも構いません。
苔がしっとりとした緑を保てる環境にしましょう。

気温差ができるだけないようにする

気温差ができるだけないようにする
例えばプラスチックの容器で苔を栽培しようと考えた場合、ガラスや陶器と違い、内部の温度が変動しやすいというデメリットがあります。
多くの苔は寒さ耐性はありますが、熱さと蒸れは苦手です。
湿度は必要でも、蒸れてしまうと腐る原因に。
プラスチックやブリキ缶など、気温により変動しやすい容器を使用する場合には室内の中央に置くなど、気温による変動が起こりにくい環境にしましょう。

適度に光を与える

適度な光を与える
色付きのボトルにすっぽりと収めてしまう場合、光不足により成長しなくなることがあります。
さらに、光不足が続くとそのまま腐ってしまうことも。

色付きのボトルに入れる場合には、口が大きく開いていてある程度光が差し込むような環境を用意するとOKです。

早速作ってみましょう

今回は100均のお店「セリア」の商品で苔アートを楽しんでみたいと思います。

用意したのはこちら↓
セリアで用意した苔アートの道具

セメントで作られています。
商品名は「ミニコンテナ」↓
ミニコンテナ
こちらは卵パックみたいな形状です。

ミニコンテナ
こちらは額のような形( *´艸`)
セリアはおしゃれな雑貨が多く、苔に限らずハンドメイドする方に人気のアイテムが入れ代わり立ち代り入荷されます。
新作も度々出るので、コストを掛けずに手軽に苔アートを作ってみたい方にはおすすめのShopです。

ちなみに土はこちらを使います↓
ハイドロボール
排水性・保水性の両方を兼ね備えているハイドロボール。
しかも衛生的なのでカビにくいという利点もあります。

もちろん、セリアで108円で購入しました。

まずは卵パック型から作ってみます

ハイドロボールを2/3の高さまで入れていきます↓
1

今回使う苔はこちらです↓
使う苔はスナゴケとハイゴケのコラボ
こちらはスナゴケとハイゴケが入り混じった状態の苔。
2月という季節柄、若干茶色っぽくなっていますが、温かくなるとキレイな緑になります。

容器の丸より少し大きめにカットしていきます↓
苔をカットする
大きさは目分量です。
ハサミでチョキチョキしていきます。

2つカットしました↓
2つ苔をカットする

ハイドロボールに霧吹きで水を与えておきます↓
ハイドロボールに水を与える

苔の裏にも水を吹きかけておきます↓
苔の裏面にも水を吹きかける
上から水をかけてもいいですが、先に濡らしておくと定着しやすいと感じています。

容器の上に置きます↓
苔を容器の上に置く

ピンセットを使って端っこを容器内に収めていく↓
苔をピンセットで容器に収めていく

二つとも同じように埋めたら、汚れをティッシュなどで拭き取ります↓
キレイにふきとる
苔とハイドロボールの間に空間があるようなら、手でぎゅっと押さえてもOKです。

上からもたっぷりと霧吹きで水を与えます↓
霧吹きで苔に水を与える
定着直後から1ヵ月くらいは毎日霧吹きで水を与えます。
ただし、寒い場所に置く場合には、苔の葉が乾燥してきたなと感じた時だけでOKです。

こんな感じになりました↓
苔アート完成
ぷっくりと膨らんだ苔の丘が愛らしいです。

ミニチュアを置いても楽しい↓
苔アートにミニチュアを置く
今回はミニチュアにしましたが、好きなものを乗せて楽しむのもいいかと思います。

もう一つ作ってみます↓
苔アート2
今度はこの「額」のようなミニコンテナで作ってみたいと思います。

空いている空間が多いので工夫が必要ですね↓
ミニコンテナ

まずはハイドロボールを入れていきます↓
ハイドロボールを入れる
上の穴からこぼれないように手で押さえながら入れていきます。
同じく2/3まで入れます。

長方形に苔をカットします↓
長方形に苔をカット
先ほど使用したのと同じ、スナゴケとハイゴケのコラボ苔を使用します。
苔の中でも特に丈夫な苔のペアなので、多少乱雑に扱っても簡単に枯れません(;’∀’)

上の部分に蓋をするように埋めていきます↓
苔を入れていく
ピンセットを使って丁寧に苔を枠に収めていきます。

ハイドロボールと苔の仮根の部分に水を与えます↓
霧吹きで水を与える

今回メインで使うのはタマゴケです↓
タマゴケを苔アートのメインに
そろそろ愛らしい丸い朔をつけてくれるタマゴケ。
こちらをメインで使いたいと思います。

適当な大きさにカットし、仮根部分に水を与えます↓
仮根部分に水を与える

ハイドロボールの隙間に埋め込むようにピンセットを差し込んでいきます↓
ピンセットで埋めていく
仮根の部分ハイドロボールの隙間に埋められるように、ピンセットで丁寧に押し込んでいきます。

形を整えて完成↓
苔アート2完成

ちょっと寂しいのでフェアリーをプラス↓
ミニチュアをプラスする
このミニコンテナを使うと2つの苔の成長を一つの小さな容器で楽しめるメリットがあります。

苔は必ずしもフラットな場所じゃなきゃいけないワケではないので、このように立てて楽しむこともできます。

水やりは霧吹きがメインです

立てて飾る場合、フラットな場所で育てる場合、いずれも霧吹きメインで水やりがオススメです。

腰水でもいいのですが、立てて育てる場合は不向きですし、水に浸からせすぎると腐る原因になる場合も。
霧吹きでシュッシュをメインに育ててみることをおすすめします。

苔アートのまとめ

苔は自由度の高い植物だと思います。
排水性と保水性さえ保てれば、ある程度の環境ならば馴染むことができる強い植物です。

そんな苔を使って、オリジナリティ溢れる魅力的な作品を作ってみませんか?

おしゃれ女子発!ジワジワ人気の「ミニチュア苔アート」って何?

メディアだけではなく、SNSでも何かと取り上げられることの多くなった

都内でも度々苔テラリウム関連のワークショップが行われています↓

お部屋の中に緑を置いておくと確かに癒されます。

苔はほとんど手が掛からないのに、いつだって美しい「モスグリーン」を楽しめるのが魅力ですね。
丈夫というか、例え苔が千切れても、そこから無性芽によって再生することも可能。
不死身の強さを苔は感じさせてくれます。

また、さりげなく苔は四季の変化を感じさせてくれます。
朔という胞子が入った玉を付けたり、急にグリーンが元気になったり。

とまぁ、そんなこんなで苔の魅力にハマる人(主に女子)が急増した昨今。

苔をベースとしたアートがじわじわ来てます。
主にミニチュアのフィギュアを使ったものが人気です。

今日はそんな苔アートをご紹介したいと思います。

ミニチュア苔アートってどんなもの?

まずはミニチュア苔アートを見てみましょう↓

mosscoさん(@moss_mossco)が投稿した写真

mosscoさん(@moss_mossco)が投稿した写真

mosscoさん(@moss_mossco)が投稿した写真

mosscoさん(@moss_mossco)が投稿した写真

オープンな容器だったり、ガラス瓶の中だったり。
自生している苔そのものに、ちょこんとフィギュアをのせただけの場合も。

このように型にハマらないで楽しむことができるのがミニチュアを使った苔アートの面白さだと思います。

のせるだけで世界観が出る!ミニチュア苔アートの作り方

ミニチュア苔アートに必要なものは以下の通り。

・苔
・容器(必要に応じて)
・ミニチュア

野外で自生している苔を使用する場合には、容器は必要ありません。

ミニチュアはどんなものを選ぶか

苔を舞台に世界観を出すために、ミニチュアは重要な存在。

苔の量に対してミニチュアが大きすぎると雰囲気が出ません。

個人的におすすめのサイズは2㎝程度↓
ミニチュアサイズ

私が愛用しているミニチュアのフィギュアはプライザーというドイツメーカーのもの。
精巧な作りで動きも多彩なため、たった一つ、ちょこんとのせるだけで雰囲気が出ます。

サイズは1/87のものがちょうどいいです。

ただし、プライザーのミニチュアはけっこうなお値段。
1体で1,000円以上するものもあります。

ということで、数が欲しい!という場合には未塗装のものを購入して、自分で色を塗るのがお得かもしれません。

未塗装のプライザー↓
未塗装のプライザー

未塗装であれば120体で5,000円前後
ヤフオクなどであれば3,000円前後と掘り出し価格を見つけることもあります。

色々なミニチュアを使って自分だけの独特な世界観を演出するのもミニチュア苔アートの醍醐味ですね。

塗料は何を選ぶ?

ミニチュアを塗る塗料は?
個人的に愛用しているのはこちらの「Mr.Color」。
発色もいいし、コスパもいいんです。
1個あたり、200円前後。
10ml入っていますが、ミニチュアを塗るだけなら相当もちます。

薄め液は必需品↓
ミスターカラー薄め液

塗料が固まってきた時などにスポイトでちょっと垂らす、筆を洗う時などに活用しています。

筆はこちら↓
ミニチュアを塗る筆
筆はタミヤのベーシック3本セットを愛用しています。

1/87のミニチュアであれば、ほとんど極細の筆しか使いません。
ネイルアートする女子であれば、100均で売っている極細のネイル用使い捨ての筆なんかもおすすめです。

あとは難しいことを考えずただひたすら塗る

ミニチュアの塗り方
単純でありながら緻密な作業なので、没頭できます。
日々の嫌なこと、ストレスから解放される瞬間が体験できるかも( *´艸`)

ちなみに色の薄い部分、主に顔や手など肌色の部分から何体かまとめて塗ると効率的です。

オリジナルとは違う趣を楽しめます

プライザーオリジナルカラー
なんともセクシーな女性。

オリジナルの色合いもとても素敵だと思うのですが、おしゃれ女子であれば
このデニムにこの色は無いわ~」と思うものもあるかもしれません。

若干、おじさんカラー(渋め)なのが魅力でもあるのですが、
カラフルに仕上げたかったり、配色に個性を出したい方なら、自分で塗るのが一番!

自分が納得のいくカラーでぜひミニチュアを塗ってあげてください♡

苔とミニチュアをコラボさせる楽しみ・まとめ

苔
苔はとても静かな佇まい。
もちろんそれだけでも十分に魅力的なのですが、そこにミニチュアを乗せるだけでさらに世界観が広がります。
自分だけの世界を苔とコラボさせて楽しんでみませんか?

100均グッズでOK!おしゃれな苔テラリウムの作り方♪

あなたは「苔テラリウム」をご存知でしょうか?

「苔ボトル」や「コケリウム」などとも呼ばれているこの「苔テラリウム」。
盆景、苔盆栽など和テイストの扱いが多かった日本の苔。

しかし、海外に目を向けてみれば、苔はもっと楽しく面白い存在として扱われています。
苔の美しいグリーンはアートにも利用され、その一つに苔テラリウムがあると言えるかもしれません。

アメリカでは「Twig Terrariums」という苔テラリウム専門店があるほど苔アートは人気。

アートと言っても構える必要はありません。
苔はとても身近なものであり、苔テラリウムに使用するものは身近にあるもので十分。
あなたのアイディア次第でとても魅力的な世界が誕生することでしょう。

ぜひ、あなただけの世界を苔テラリウムで作ってみませんか?

材料を揃えよう

まずは材料を揃えましょう♪
基本はこんな感じです。

【苔テラリウムの必須アイテム】
・苔
・ガラス容器
・用土(土&石)
・ろ過材(乾燥ミズゴケ)

苔以外は100均で揃えられます。
土はその辺から採ってきてもいいのですが、虫や卵が混入している可能性もあります。
できれば、100均やホームセンターなどで購入したものを使いましょう。

基本の配合はケト土:赤玉土=7:3です。

私はケト土:赤玉土:ピートモス=4:3:3が好みです。
これにくん炭を少量(握りこぶし一つの土量に小さじ1くらい)混ぜると苔の色が鮮やかな緑になります。

また、下に敷く石の上にもくん炭を少々撒くと、苔特有に土臭さが無くなりますよ。

【苔テラリウムに使う道具】
・シャベル(スプーンで代用可)
・ピンセット
・裏が丸い編み棒(割りばしで代用可)
・漏斗(あれば)
・竹串(つまようじで代用可)

わざわざ買わなくても、家にあるものがほとんどではないでしょうか?

【苔テラリウムに入れると素敵なもの】
・ジオラマのフィギュア

人、動物、乗り物―。
何でも構いません。
苔テラリウムのサイズに合わせて1~3㎝程のジオラマ人形を入れるだけで、苔テラリウムの世界に物語が始まりますよ。

最近の100均には苔テラリウム向きの瓶がいっぱい!

100均で買える苔テラリウム向きのガラス瓶
こちらは、全部100均のセリアで購入したもの。
小ぶりなサイズですが、どれも味があってかわいいです!

今回はこれを使います

苔テラリウムに使うガラス瓶

コロンと丸いけど、平たい面があるので中がキレイに見えるこちらをチョイス。

使用するアイテムはこちら

100均の苔テラリウムに使うアイテム
全て、セリアで揃えたものです。

後は家にあるこちらの編み棒も使います↓
苔テラリウムに使うもの
これがあると本当に便利!
土や苔を上からプッシュして使います。

苔は近くの山から採取

森の中
我が家から歩いて1分―。
そこは木漏れ日溢れる森の中
多種多様な苔が自生しています。

なかなか、これほどの山近生活をしている方は少ないと思いますが、苔はよく見れば身近な場所にたくさんあります。
日の当たらない家の裏や、公園の木の下などなど。

ぜひ、散歩がてら探してみてはいかがでしょうか?

今回使用する苔はこちら

ホソバオキナゴケとシノブゴケ
ビロードのような柔らかい見た目と質感の山苔「ホソバオキナゴケ」と、
雪の結晶を思わせる繊細な三角形の葉が特徴の「シノブゴケ」をメインに使います。

苔を採取したら24時間密封した袋に入れておく

苔テラリウムの苔を採取
採取した苔は密閉した袋の中に入れて24時間、直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。

こうしておくことで、虫がいた場合にも環境変化に慌てて這い出してきます。

苔を丁寧に洗いましょう

苔を洗う
自生している苔には虫や虫の卵がくっついている場合があります。
肉眼で確認できるものは全て取り除きます。

その後は丁寧に水で洗い、最後は流水で表面を流します。
こうすることで、苔の表面についた汚れや土がキレイになります。

苔を洗う
↑シノブゴケ
山苔を洗う
↑ホソバオキナゴケ

テラリウムのイメージを決めます

苔やジオラマを用意する前にイメージを決めるのが正解かもしれません。
私自身は採取した苔を見ながら、どんな苔テラリウムにするのかイメージしていく事が多いです。

今回は生い茂る緑が美しい小高い丘をイメージ。。。
何十年ぶりかに思い出の地であるその小高い丘に訪れたある老夫婦の世界観を苔テラリウムで表現したいと思います!

ジオラマを決める

ジオラマ
苔テラリウムのイメージに合うようなジオラマを選びましょう。
ジオラマを先に決めてから苔テラリウムのデザインを考えるのもよしです。

100均にもフィギュアはありますが、100均のガラス瓶は小ぶりなものが多く、いまいちサイズが合わないかもしれません。
苔テラリウムに入れるのにオススメなのはドイツの老舗メーカーの「プライザー」社製のもの。

世界で最も有名なミニチュアメーカーと言える「プライザー」のフィギュアは、精密な造形と美しい塗装で、そのポーズのバラエティさには定評があります。

小さい苔ボトルなら1/87スケールで2㎝(人)程のサイズのものがちょうどいいと思います。

プライザー社のミニチュア
今回はこの二人を主役にチョイス。
長年連れ添った老夫婦の雰囲気バッチリです。

プライザー社製のジオラマを接着剤で固定
まずはこの二人をベンチに接着剤で固定してきます。

プライザー社製のジオラマ
夫「懐かしいなぁ
妻「そうそう、あの時のアナタったら・・・w

みたいな会話が聞こえてきそうではありませんか?(笑)

次にベンチに固定釘を接着剤でくっつけていきます。
釘をくっつける
これでOKです。
これを乾かしている間に苔テラリウムを作っていきましょう。

苔テラリウムを作ります

苔テラリウムの作り方
まずは最初にを敷いていきます。
これは土台になる上に、排水と通気のためにも重要です。

苔テラリウムは最低でもボトルの1/3は空間にしておく必要があります。
そうしないと、空気の循環が悪くなり生育悪化に繋がるためです。

石は最終的に苔の高さがどこまでになるかをあらかじめ頭に入れながら量を決めていきます。
ボトルの大きさにもよりますが、手のひらサイズのものであれば、石は1~1.5㎝の高さがちょうどいいと思います↓
苔テラリウムの作り方

くん炭をパラパラと石の上にまく

くん炭
くん炭は100均か、ホームセンターで販売しています。
もみ殻を炭にしたもので、土の保水性と通気性をよくします。

くん炭を入れる
下石の上に撒くことで、苔特有の土臭さを和らげる効果があります。

炭
くん炭の代用として炭を削り、その粉末を入れてもOKです。

ろ過材(ミズコケ)を薄く敷く

ミズコケを敷く
ミズコケを入れておくことで、一番下に敷いた石に土が落ちるのを予防できます。

苔テラリウムにミズコケを敷く
水で軽く濡らしたミズコケをぎゅっと絞ります。
それをほぐして、ピンセットで石の上に敷き詰めればOKです。

土を用意しよう

苔テラリウムの土を用意する
上記したように、苔に使う土の基本はケト土:赤玉土=7:3でOKです。
苔は保水性と排水性の両方を兼ね備えた土壌を好み、この配分はそれを満たしています。

苔テラリウムの用土の作り方
ですが、私は経験上、これにピートモスをプラスするのが好みなのでそうしています。
また、くん炭を加えると、苔の緑が鮮やかになるので、こちらもよく加えます。

生育環境や苔の種類などで、土壌を変えるのが確かに良いのですが、苔は自らを環境に適合させることのできる強い植物。

直射日光や、強い蒸れなど苔が最も苦手とする環境を作らなければ土壌は基本通りでOKです。

ぎゅっと握って崩れなくなるまで練る

苔テラリウムの用土を練る
少しずつ水を加えて、耳たぶくらいの硬さになるまで練っていきます。

用土の硬さ
ぎゅっと握った時にボロボロと崩れず、その形をキープできるようになったら練りは終了です。

テラリウムに土を入れる

苔テラリウムに土を入れる
苔テラリウムに土を入れていきます。

苔テラリウムの土をならす
中央に小山を作る要領で入れて行き、編み棒の裏で土を平に均していきます。
この時点では高低差は作りません。

苔テラリウムに高低差をつける
次に高低差を作りたい場合には、必要な場所にさらに土を盛っていきます。
編み棒の裏で馴染ませたら、いよいよ苔を入れる番です。

苔の厚みを調整します

苔の裏をはさみで切る
シノブゴケのように平たく覆土していく性質のものはいいのですが、ホソバオキナゴケのようにコロニーを形成して厚みを出していく苔の場合、苔を置く場所によっては厚みを調整してあげる必要があります。

苔をひっくり返した時に茶色く変色している部分はハサミでカットしてOKです。

苔テラリウムに苔を入れる
ちょうどよい厚さになったらメインとなる苔から先にボトルに入れていきます。

両サイドにシノブゴケをピンセットで入れていく

苔テラリウムにシノブゴケを入れていく
小さなテラリウムの中に高低差を付けると、立体感が出て面白い空間になります。
今回はシノブゴケのボリュームをサイドに使いました。

苔を入れたら綿棒でガラスについた土をオフします。

ジオラマフィギュアを差し込む

苔テラリウムにフィギュアを入れていく
ジオラマを入れる前に比べて、ぐっと苔の魅力が引き立ち、そこに世界観が生まれました。

年を重ねてもこうして思い出の場所で愛を語れる夫婦―。
理想ですね( *´艸`)

同じ苔を使ってもディスプレイ小物が違えば別世界

苔テラリウム
名づけるなら「私だけの舞台」って感じでしょうか。
スターを目指す売れない女優さんが、森の中で一人舞台を生き生きと演じる・・・
そんなイメージで作ってみました( *´艸`)

苔テラリウム
こちらがミニチュアを入れる前の苔テラリウム。
背景にはシノブゴケをたっぷり使い、高さをオン。

苔テラリウムの瓶の大きさ
ちなみに瓶の大きさはこれくらいです。

苔テラリウムの作り方・まとめ

苔テラリウムのまとめ
いかがですか?
苔テラリウムの魅力が伝わりましたでしょうか?

苔テラリウムの管理方法については別記事にまとめます。
管理も本当に簡単です。

個性的なプレゼントとしてもおすすめの苔テラリウム。
ぜひ、あなただけのオリジナルを作ってみませんか?