苔玉の作り方!簡単に作れて長く育てるコツとは?

苔玉は、手軽に苔を楽しむ方法として人気。
最近は「苔女子」という言葉も生まれるほど、苔は癒し系アイテムとして若者にも浸透しつつあります。

球体の上を季節に応じて変化する苔をメインに
多肉植物、シダなどが彩を添えて作られます。

一見、作るのは難しそうに思える苔玉ですが、実は意外と簡単に自分で作ることができます。

また、ちょっとしたコツを知れば長く、苔玉が魅せる四季を楽しむこともできます。

たった一つあるだけでお部屋の中に四季の彩を感じさせてくれる苔玉を
ぜひ手作りしてみませんか?( *´艸`)

苔玉作りに必要なもの

苔玉作りに必要なのはこれだけ↓
苔玉作りに必要なもの
・苔
・土
・水
・テグス(釣り糸など)
・苔玉を置く(入れる)容器

土は苔周辺のものを使ってもいいけど・・・

苔を自分で採取するなら、土も苔周辺のものを使ってもいいかな?と思うのですが、未消毒の土は虫の卵がくっついている場合があります。

室内でうっかり孵化した場合を想像するとけっこう恐ろしいです(´・ω・`)

個人的には土は市販のものの使用をおすすめします。

土はケト土と赤玉土が7:3くらいの分量がおすすめです。
ケト土↓
ケト土

赤玉土↓
赤玉土

苔玉の中には「山野草の土」を入れるのですが、それは苔玉に植える植物のためです↓
山野草の土

ホームセンターではケト土は2リットルで200円前後
赤玉土は14リットルで300円前後、山野草の土は2リットルで350円前後が通常価格のようです。(コメリ参考)

初めての苔玉ならハイゴケを使おう

初めて苔玉に挑戦するのであれば、苔の種類はハイゴケがおすすめです。

ハイゴケ↓
ハイゴケ
日当たりのよい場所や半日蔭の場所など、湿度さえあれば比較的どこにでもよく育つ苔です。
石垣の隙間などで見かけることも多いと思います。

初心者にハイゴケがおすすめな理由は、丈夫で乾燥にも強い点、苔に長さがあるので、苔玉のような丸い形状を作りやすい点など。
また自分で採取しやすいというのも魅力の一つです。

我が家では、家の前の石垣に大量に蔓延っていました。

ハイゴケ・見た目の特徴

ハイゴケ
ハイゴケはシダの葉のように三角形を形成しながら広がっていきます。
刃先が丸っぽいのが特徴です。

採取は簡単

苔には根がありません。
仮根といって、土や木、岩などにくっつくためのものはありますが、簡単にはがすことができます。

手でそのまま採ってもいいですが、きれいなマット状をキープしたい場合には平べったいヘラのようなものがあると便利です↓
苔採取に必要なもの

私は古くなったもんじゃの「ハガシ」を使っています。
苔玉にするときにはマット状の苔の方が丸めやすいですよ。

苔の下準備をしよう

材料が全て揃ったら、いよいよ苔の準備に入ります。

採取した苔は枯葉や小枝など不要なものがたくさん混じっています。
まずは目に見える大きなゴミは手で丁寧に取り除いていきましょう↓
苔の掃除

次に苔の裏側をチェック。
目に見えるゴミや虫、虫の卵などを取り除いていきます↓
苔の裏側

虫とか卵とかムリ!という方は殺虫剤を振りかける方法もあります。ただし殺虫剤の種類によっては苔自体がダメージを受ける可能性があるため、個人的にはおすすめしません。

苔はしっかり洗います

目に見えるゴミを取り除いたら、今度はしっかりと洗っていきます↓
苔を洗う
マット状を崩さないように、あくまでも優しく。
ここで驚くほどゴミがたくさん取れます。

しっかり洗ったら、バットに上げて軽く水を切ります↓
バットに上げて水を切る

苔玉に植える山野草(今回はシダ植物)も野外から採取したものであれば、丁寧に洗います↓
シダ植物を洗う

葉の裏側に虫の卵をがついていないかチェックしてみてくださいね。

用土を作ります

苔の準備ができたら今度は土づくりです。

こちらは苔玉定番の「ケト土:赤玉土=7:3」です↓
苔の土の作り方
苔は水はけの良さ、水持ちの良さの両方が必要です。

ケト土は水持ちが良く、赤玉土を3割混ぜることで水はけを良くします。

この土に適量の水を加え、耳たぶくらいの硬さになるように混ぜていきます↓
土に水を混ぜる

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土を混ぜる

そして、ちょうどよい硬さになったら今度は丸くしていきます↓
土を丸めていく

イメージとしてはここで丸めた大きさが2周り程大きくなると考えましょう。
目安は「丸を手のひらで包み込んだ時の大きさ」くらいです。

大きさが決まったら真ん中に穴を開けます↓
苔玉の真ん中に穴を開ける

そしてその中に「山野草の土」を入れていきます↓
山野草の土

そこに植える植物を入れていきます↓
シダ植物を植える

上にふたをするようにケト土と赤玉土の混ぜたものを被せて丸くしていきます↓
丸くしていく

苔を張っていく

最後に苔を張っていきます。
苔は仮根で苔玉の表面に張り付いてきます。

しかし、苔玉に張り付くまでは時間がかかります。
苔はテグスを使ってしっかりと苔玉に張り付けていきます。

まずは苔を張る場所を決めて、苔を巻いていきます↓
苔を巻いていく

隙間がなるべくできないように・・・↓
苔を巻いていく

最後にテグスを巻き付けていきます。
たすき掛けが基本ですが、苔が剝がれなければどんな巻き方でもOKです↓
テグスで苔を固定していく

あんまりきつくすると中の土が割れてしまいますので、加減をみながら「緩まない程度」で巻いていきます。

最後に糸をしっかりと結んで・・・↓
テグスを結ぶ

完成!↓
苔玉完成

同じ要領でスナゴケでも作ってみます

スナゴケも、ハイゴケ同様にどこでも見られる苔の一種です↓
スナゴケ
画像中央にある黄緑色のものが「スナゴケ」。
その付近にあるやや白っぽい苔は「ギンゴケ」です。

どちらもどこでも見られる苔ですが、ギンゴケは長さがないので、苔玉にするにはやや難易度が高いです。

スナゴケ
上から見ると「」のような形をしているのが特徴。
あまり仮根を付けないので、持ち上げると簡単に剥がれます。

ハイゴケとスナゴケの苔玉完成!

スナゴケとハイゴケの苔玉完成

遠目には同じように見える苔玉ですが・・・↓
苔玉の比較
よく見ると葉が違いますね。
こんな微妙な違いを楽しむのも苔のいいところなのかもしれません。

普段の管理はどうしたらいい?

苔の管理
苔玉の管理は、苔の種類によって若干異なりますが、基本的に苔は蒸れを嫌います。

湿気があればそれでOKというわけではなく、風の流れがある環境も大切です。
春から秋は風通しのよい日陰(屋外)で育てるのがおすすめ。

冬は天気の良い日は外に出し、朝夕は室内で管理してあげましょう。

ハイゴケもスナゴケも乾燥には強い方ですが、苔玉が軽くなってきたなと思ったら水を貯めた洗面器などに丸ごとドボンとつけましょう。
ポコポコと空気が出なくなるまで付けて、水が滴らない程度に水を切ったらまた風通しの良い場所に置いてあげましょう。

環境になじむまでに苔は葉を茶色く変色させてしまうこともあります。
また苔は四季に応じてその色を微妙に変えます。

苔は簡単には死にません

苔
苔は乾燥した時にも仮死状態になって水を待ちます。

胞子だけではなく、クローンでも増えることができます。

苔はある意味、不死身だといえるかもしれません。

身近な存在でありながら謎の多い植物「」。
ぜひその面白さと美しさをを身近に感じてみませんか?

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