こんにちは、mossco(@moss_mossco)です。
苔テラリウムを作ろうと思ったら、まず用意しなくてはいけないのはテラリウムを入れるための容器ですよね。
最近は100均でもガラス容器が豊富だし、わざわざ買いに行かなくても家にあるジャム瓶やコップでも作れてしまいます。
その手軽さが苔テラリウムの良いところでもあるもす。
ですが、世界には驚くほど美しいテラリウム容器があるんです。
今回はmosscoが美しきガラステラリウムを厳選して10種類ご紹介します。
…そして最後にmosscoからちょっとした発表があります💦
1.Sanctuary Rain forest
出典:IPPINKA
南オーストラリアの企業「botanica.boutique」さんのオリジナルテラリウム容器です。
Sanctuary Rain forestは水を供給するのではなく、テラリウム内で発生した蒸気を集め、それが水滴となって植物に戻る仕組みとなっています。
出典:botanica.boutique
土台は大理石、木材、コルク、コンクリートと選べます。ガラス部分はオープンタイプもあり、組み合わせることもできます。
2020年現在はさらにカラーバリエーションが増えていました。
また、ガラス部分を左右に動かすことで、気流が生まれる仕組みになっているなど、とにかく繊細なテラリウムガラスです。
サイズも色々とあるし、見た目もスタイリッシュで素敵だよね♡
「botanica」ブランドの中にはバイオドームなどたくさんの魅力的なアイテムが豊富にありました!
2.Bio dome
実はこちらは上記でご紹介した「Sanctuary Rain forest」と同じbotanica.boutiqueがデザインしたもの。
ドーム型のシンプルな形状ですが、上記の開口部から余分な水分を排出し、必要な二酸化炭素を取り込めるように工夫されています。
開口部が小さいので、乾燥を防ぎつつ、気流と光を取り入れてくれる美しく機能的なテラリウムガラスですね。
3.Lives Glass
出典:behance.net
大きい砂時計のような形をしたガラステラリウム。
デザインをしたのはオーストラリア在住のデザイナー「Xindong (Jonathan) Che」さん。
上側が給水タンクになっていて、ここから水がたちり、たちりと落ちてきます。
また、下部には通気口が空いており、ここから二酸化炭素が供給されるようになっています↓
出典:behance.net
密閉空間でも育つ苔なので、ここまでのシステムは必要ないかもしれませんが、水気の多い場所に生える苔には向いてそうです。
通気口があるので、苔テラリウムでしばしば問題になるガラス面の曇りも起きません。
2013年ドイツが主催する国際的なデザイン賞である「レッドドットデザイン賞」を受賞。
しかし残念ながらその後商品化されないままです。。
もう永遠に商品化されない気がしてますもす…
4.Wall Planters
出典:APOLO
「Wall Planters」は壁に掛けるタイプのプランター。
全面がガラスに覆われているのかと思いきや、ガラス部分は半分まで。
お手入れしやすいですが、多湿で育てたい場合には不向きです。
あと…余計なお世話だけど、、霧吹きで水をかけると壁が汚れるので、壁とプランターの間に何かはさみたい…
5.Biome Flora Terrarium Merges Mobiles and Eco-Life
テラリウム内の環境をスマホ(iPad)でコントロールできる最先端テラリウム。
ロンドン在住の「サミュエル・ウィルキンソン」さんのデザイン。
テラリウム内の環境は太陽光を再現した低エネルギーの照明があり、砂漠でも亜熱帯でもその植物に適した環境に調整することが可能なんだそう。
ちなみにこちらの商品化は…してません!
比較的丈夫な苔には不要なシステムですが、一度は試してみたい!と思えるデザインでした。
6.icosahedron Terrarium
出典:mstetson.com
その名の通り「icosahedron(20面体)」のガラステラリウムケース。
三脚がついているので、どの角度からも楽しむことができます。
木製とガラスでできたシンプルさに、20面体という意外性がプラスされた斬新なデザインです。
木をつかったテラリウム容器、すきです。
7.DOMSAI
部屋に一つあるだけで楽しい気分にさせてくれそうなガラステラリウム「DOMSAI」。
「ドーム」と「盆栽」という言葉をくっつけた造語。
デザインしたのはイタリアのデザイナー「Matteo Cibic」。
背の高さは23~40cmと思ったより大きめ…と感じましたが、最大サイズは185cmのものも。
ヒトサイズだ。
かなり有名になった過去があますが、国内のAmazonでは販売していませんでした。
ebeyではちらほら出ているようです。
8.Zen lamp
アメリカ・ニューヨーク在住のデザイナー「Marko Vuckovic」が考案したのがこの「Zen Lamp」。
この方、他にも植物とライトをモチーフにした流線形のデザインをいくつか考案されています。
「Zen」はたぶん「禅」だと。
苔に関するアイテムは日本っぽいネーミングが多いですね。
上記画像のように上からLEDライトで照らすものの他、下からライトアップするものも。
出典:behance.net
出典:behance.net
とても素敵なデザインですが、残念ながら商品化はされていません。
以前は彼の公式サイトでサイトデザインの設計図が無料でダウンロードできたようですが、現在は見かけません。
LEDとはいえ、長時間つけていれば多少熱を持ちますし、上部はオープンになっています。
苔の好む湿潤環境はちょっと作りにくいかもしれませんね。
きれいなんだけどねぇ。
9.Geometric Terrarium
出典:Amazon
最近、国内でもよく目にするようになってきたのがこの形状。
様々な多面体のガラステラリウムが販売されています。
製造は中国のガラスメーカー「Yinuo Glass Artwork」。
最近は日本のAmazonでも簡単に購入できるようになりました。
Instagramで次々と美しい作品をアップするマレーシアの「TerraLiving」さんが最近よく使っているガラステラリウムにも似ています。(※メーカーは特定できてません)
この投稿をInstagramで見る
まだまだこのシリーズは増えそうですね♡
10.Glass Wood Display Box
アンティーク感がかわいいこちらはアメリカで2018年にオープンした「Rustic Reach」というハンドメイドのお店のもの。
「ガラス×木×苔×光」があれば、最高の癒し空間になると、mosscoは常々思っています。
小さな温室みたいな雰囲気がとてもかわいいです。
ここのお店のアイテムはほとんどが自然由来の素材で作られています。
まだ認知度は低いようでレビューもほとんどありません。
これからもウォッチしていきたいお店の一つです。
【国産アイテム】Moss light
出典:Amazon
ここまで海外のガラステラリウムを10種類ご紹介してきましたが、最後に日本人がデザインしたものをご紹介しますね。
ご存知の方も多いと思います!
国内での苔のライトアップの第一人者とも言える「Mosslight(@mosslight1955)」さんのガラステラリウム。
光源との距離や形状、そして光は色温度は朝露を浴びた植物が朝日に照らされるときと同じ色温度5,000kなんだそう。
調光も可能、一日8時間のタイマーもついている、苔にとってとても過ごしやすい環境を保ちつつ、美しい照明としての役割も担う、苔好きさんには憧れのアイテムですよね。
いつかmoss lightデビューするよ!
最後に…mosscoから重大(?)発表
苔は自然に生えている姿も素敵ですが、スマートなガラステラリウムに入れるとまた違った美しさを感じることができます。
苔の魅力を最大限に引き出すガラステラリウムを探したり、時には自作するのもまた楽しみの一つ。
とはいえ、国内で販売されているガラステラリウムは決して多くなく、「とりあえずこれで…」みたいな選び方になっていませんか?
身の回りにある瓶に入れるのも楽しいんだけど…
もっとテラリウムケースを選べるようになったら楽しいのに―。
そんな思いからmosscoはテラリウムケースのお店を開こうと決めました。
そしてそして、
いつか、自分がデザインしたガラステラリウムでたくさんの人に苔を楽しんでほしいという最大の目標ができました。
目標の実現の第一歩としてここで宣言しました!
苔好きな皆様、mosscoの挑戦を暖かく見守ってくださるとうれしいです。
ふぅ、、緊張した…;( ;´꒳`;):
コメント