苔テラリウムは苔だけよりも中にフィギュアを入れて世界観を出した方が素敵になると思いませんか?
テラリウム容器の中に物語が生まれるよね。
ここでは苔テラリウムに入れるフィギュアのおすすめメーカーや入れるときの注意点、固定方法などをまとめました。
苔テラリウムに入れるフィギュアとは
こんな感じです↓
どんな世界観を作るのかを決め、苔をレイアウトしたら最後にフィギュアを入れます。
ただの苔を入れるだけでもキレイですが、フィギュアはそんな苔を木や山、芝生など様々なものに見立てる際にとても効果的なんです。
フィギュアはどんなものを選ぶべき?
サイズは?
苔テラリウムに入れるフィギュアのサイズですが、大きすぎるとフィギュアにばかり目が行ってしまうかもしれません。
手のひらサイズ~金魚鉢くらいの苔テラリウムなら1/87~80スケールのフィギュアがバランスがいいです。
大体2㎝くらいかな。
どんなものを入れる?
これには決まりはありません。
人、動物、車、好きなキャラクターなど、好きなものを入れて楽しむのがおすすめ。
数は?
これもお好みです。
ただしあまりたくさん入れてしまうと苔に光が当たらず、光合成ができなくなると苔が弱ってしまうことも。
苔テラリウムの主役はあくまでも苔。
苔の美しさが引き立つ程度の数にとどめるのが良さそうです。
おすすめのメーカーは?
私が愛用しているミニチュアのフィギュアはプライザーというドイツメーカーです。
精巧な作りで種類も豊富。
たった一つ、ちょこんとのせるだけで雰囲気が出ます。
サイズは1/87のものをよく使っています。
他にもジオラマフィギュアで有名なメーカーにウッドランド、ノッホ、ファーラー、国内メーカーだとトミーテックやアイコム、YSK、こばる、カトーなどがあります。
ただし、プライザーのミニチュアはけっこうなお値段。
1体で1,000円以上するものもあります。
数が欲しいな…という場合には未塗装のものを購入して、自分で色を塗るのがお得です!
オリジナリティーも出るもすね。
未塗装のプライザー↓
未塗装であれば120体で5,000円前後。
ヤフオクなどであれば3,000円前後と掘り出し価格を見つけることもあります。
色々なミニチュアを使って自分だけの独特な世界観を演出するのもミニチュア苔アートの醍醐味ですね。
それでは未塗装のフィギュアに塗装をし、苔テラリウムにセットするところまでを見ていきましょう。
苔テラリウムに乗せるフィギュアの作り方
1.塗装をしよう
未塗装のフィギュアは真っ白。
そのままでは味気ないので塗装をしていきましょう。
塗料は何を選べばいい?
フィギュアに塗るものは「水性アクリル塗料」「エナメル塗料」「ラッカー塗料」などがありますが、個人的に愛用しているのはラッカー塗料です。発色がよく、乾燥時間が短いのがおすすめポイント。
また塗膜が強いのでちょっと擦ったくらいでは落ちません。
私は「Mr.Color」を愛用しています。
コスパが良くて1個あたり、200円前後。
10ml入っていますが、ミニチュアを塗るだけなら相当もちます。
ただし、デメリットとしてフタを開けている時はかなりシンナー臭いということ。ペットや小さいお子さんがいらっしゃる場合には不向きかもしれません。
その場合には水性アクリル塗料がいいかも。
乾くまで時間はかかるけど、乾いた後は耐水性。苔の水やりでも色落ちはしません。
薄め液は必需品↓
塗料が固まってきた時などにスポイトでちょっと垂らす、筆を洗う時などに活用しています。
筆はこちら↓
筆はタミヤのベーシック3本セットを愛用しています。
1/87のミニチュアであれば、ほとんど極細の筆しか使いません。
ネイルアート用の100均で売っている極細のネイル用使い捨ての筆なんかもおすすめです。
細かな作業ですが没頭できて楽しいです。
私の塗り方や塗装中の固定はかなりざっくりしています💦
きちんと丁寧に塗装したい場合には以下の塗装中の固定方法が参考になりますよ。
ちなみに色の薄い部分、主に顔や手など肌色の部分から何体かまとめて塗ると効率的です。
2.固定用のピンを取り付ける
色々と試したのですが、軽いものならムシピンでもOKです。ピンを瞬間接着剤でくっつけていきます。
少し重さのあるものはねじタイプの釘がおすすめ。土が乾いてきた場合でも傾きにくく、多少動かしてもずれません。
塗装用のピンを先に接着して、そこを持ち手に塗装してもOKですが、1/87スケールの人の足などに固定している場合少し力を入れて塗ると、ピンから外れてしまうこともあります。
色々なやり方を試してみて、自分に合う方法を見つけてみてくださいね。
苔とミニチュアをコラボさせる楽しみ・まとめ
苔はとても静かな佇まい。
もちろんそれだけでも十分に魅力的なのですが、そこにミニチュアを乗せるだけでさらに世界観が広がります。
自分だけの世界を苔とコラボさせて楽しんでみませんか?
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