シンプルに苔だけを楽しむ苔テラリウムでもいいけれど、もしそれが自分だけの世界観がたくさん詰まったものになったら―。
眺めているだけでわくわくできると思いませんか?
テラリウムガラスの中の苔は、広がる草原にも芝生にも山にも模することができます。
素敵な景観が作れたらそこに小さな住人を入れてみましょう。
今日は苔テラリウムに入れるフイギュア選びのちょっとしたコツと、私が出会った素敵な住人をご紹介したいと思います?
苔テラリウムに入れるフィギュアの選び方
苔テラリウム内は基本高湿度。
これを踏まえて、苔テラリウムに入れるフィギュア選びに考慮してほしい原則をまとめます。
カビにくい素材でできている
木や革細工で作られたものを苔テラリウムに入れるとあっという間にカビが生えます。
どうしても入れたい場合は、防カビ効果のある塗料を塗ってからにしましょう。
ただし、革製品の場合は防カビ剤を使うと手触りや風合いが変わってしまうものもあるので要注意。
目立たない場所で試してみてから全体に塗ることをおすすめします。
防カビ剤を塗布したからといって、テラリウム内に入れっぱなしはできません。
週に1回はテラリウムから出して、乾燥させる必要があります。
ちなみに
・プラスチック
・透明樹脂(アクリル・ポリカーボネート等)
・ガラス
などで作られたものはカビにくいです。
ただ、表面に緑色の藻が出来てくることがあります。
その場合には素材により煮沸するか、エタノールなどで拭き取ると藻の発生頻度が抑えられます。
大きさは?
基本的には自由ですが、手のひらサイズの瓶に苔テラリウムを作る場合には2cm程度のものだと自然です。
瓶のサイズに合わせたり、他のフィギュアとの対比(人対動物など)でサイズを選ぶと不自然になりにくいです。
また、苔をフィギュアで覆う面積が大きすぎると苔が光合成をできず枯れてしまうことがあります。
小さなフィギュアであっても1ヵ月に1回は置き場所を変えてあげるといいかもしれません。
基本的にはこの2つさえ意識していただければ、苔テラリウムにフィギュアを入れることでのトラブルは避けられると思います。
フィギュア(ジオラマ)に自分で着色して作る方法もあります↓
オリジナリティの高いフィギュアの選び方
苔テラリウムを数多く作っていると、いつも同じフィギュアだとつまらなく感じでしまうこともあります。
そんな時は苔テラリウムに入れる新しい住人探しも楽しいです。
ではどうやって苔テラリウムの中に入れるフィギュアを探したらいいのでしょうか?
いくつか探しやすい場所をご紹介します。
カプセルトイ
「カプセルトイ」とは通称「ガチャガチャ」で出てくるおもちゃのこと。
カプセルトイはどんどん新しいアイテムが出ては消えていく世界。
珍しいデザインや斬新なキャラクターの宝庫。
苔と相性のよいアイテムもたくさんあります。
出典:楽天ートイサンタ店
でも大人になってからガチャガチャをしに行くのはちょっと勇気が…という方は楽天やAmazonでも気軽に購入できます。
私がよく購入するのは楽天の「トイサンタ」さんか「カプセルゴリラ」さん。
どちらも毎日新商品がどんどん入荷されるので見ていて楽しいです。
あと、トイサンタさんはネコポス対応してくれるので送料も330円(6,500円以上送料無料)と安く抑えられるのも魅力です。
ただし、カプセルトイは品質にとても差があるのがデメリット。
一つあたり200円~500円ほどのものが多く、手元に届いてみると「あれ?安っぽい・・・」と感じるものも少なくありません。
ネットで買う場合もガチャで買う場合も一緒。結局手元に出てくるまで品質は分からないのがカプセルトイのデメリットです。
お宝に出会うこともあるんですけどね~。
ハンドメイトマーケット
オリジナリティーが高い一点もの、一生ものに出会えるのがハンドメイドの魅力です。
具体的には「creema(クリーマ)」や「minnne(ミンネ)」さん。
以下はcreemaの作品紹介ページです↓
カプセルトイに比べるとお値段は高めですが、品質は断然よいです。
また作家さんがイメージした世界観に触れることができるため、より愛着を持つこともできますよ。
私がハンドメイドショップで出会ったかわいい子はのちほどご紹介しますね。
ドールハウス・アイテム
ドールハウスに関連したアイテムもまた苔テラリウムとの相性は抜群。
とはいえ、かなりサイズにはバラつきがあります。
ティーセットでも指先に乗るサイズのものから、手のひらサイズのものなど。
テラリウムのサイズに合わせて選ぶのがポイントです。
ドールハウスのアイテムは食器や家具などが多いのが特徴。
苔テラリウムに必ずしも「人」が必要なわけではありません。
様々なアイテムを使って自分だけの苔テラリウムを作るのもまた楽しいですね。
私が出会った「KONETA」
最後になりましたが、私が大好きなフィギュアである「KONETA(コネタ)」をご紹介させてください。
まるで生きているような豊かな表情。
触れたら柔らかさを感じそうな立体感。
一目で大好きになった子―。
それが「KONETA」です。
KONETAはとあるクリエイターさんのオリジナル作品
creemaやpinkoiといったクリエイターさんが作品を販売しているサイトをご存知ですか?
※リンクをクリックするとKONETAの商品ページが見られます
面白くて独創性のあるデザインのものが多く、購入者としてよく利用するサイトの一つなのですが、KONETAはそこで出会いました。
KONETAの生みの親は「オグラシン」さんという方。
立体作家さんとして活躍されています。
今回苔テラリウム用に小さいサイズをオーダーしたら快くOKしてくれたジェントルマンです( *´艸`)
お願いしたのは2ポーズ。
苔の上に置いてみたらやっぱりすごくかわいかったです。。
KONETAは「不器用な妖精」です
作品紹介に書かれていたものをご紹介しますね。
KONETAはシャイな妖精です
人間の世界にあこがれて
人間のいないときをねらってときどき現れますKONETAは不器用です
失敗ばかりです
それでもまたこの世界に現れますKONETAはまた今日も現れました
あいかわらず失敗ばかりです
それでもこの世界が好きで
またこっそり現れるのです
楽しい自分だけの世界観を!
主にドイツのフィギュアメーカー「プライザー」のフィギュアだけで苔テラリウムの住人を用意してきましたが、今後はもっとたくさんのフィギュアにチャレンジしてみたいなと思っています。
他にも「こんなのも入れてるよ!」などの情報がありましたらぜひ教えてください。
みんなで苔テラリウムライフをもっと楽しくしちゃいましょう( *´艸`)
コメント